セミナー報告

セミナー報告

『学ぶと興味深い、がんゲノム医療』


日時
令和6年10月4日(金)17:45~19:00
場所
島根大学医学部附属病院 ゼブラ棟2階 だんだん(ハイブリッド開催)
内容
講演1「ゲノム医療とゲノム研究におけるゲノム医療総合推進センターの推し活」
  冨田秀太先生 岡山大学病院 ゲノム医療総合推進センター 准教授
講演2「実は実践している!がんゲノム医療の看護」
  蓮岡佳代子先生 岡山大学病院 看護部 副看護師長/がん看護専門看護師

『学ぶと興味深い、がんゲノム医療』を開催しました。
会場に30名以上、web参加も約50名と大勢の方に参加いただきました。

冨田先生には推し活とタイトルにもある通り、
がんゲノム医療のがん治療への貢献度を興味が持てるよう
わかりやすく教えていただきました。

蓮岡先生には、がんゲノム医療は特別なことではなく、
看護の一部であることを症例を用いて語っていただきました。
アンケート結果からも、
明日からの実践で活かせる内容だったと評価を受けております。

講師の先生方、参加いただきました皆様ありがとうございました。

明日から活かせる遺伝・ゲノム医療の実践~個々のニーズに適した支援を考える~


日時
令和6年2月17日(土)13:00~16:00
場所
島根大学医学部附属病院 ゼブラ棟だんだん ※セミナーのみZoomによる同時配信あり
参加者
25名
内容
セミナー①「遺伝・ゲノム医療におけるELSI」
セミナー②「ライフステージに応じた支援とは?」
国際医療福祉大学大学院 保健医療学専攻遺伝カウンセリング分野
教授 西垣 昌和 先生
症例検討①「遺伝性腫瘍に関するカンファレンス(成人)」
症例検討②「遺伝性腫瘍に関するカンファレンス(小児・AYA)」
座長:島根大学医学部看護学科 臨床看護学講座 准教授 秋鹿 都子 先生
ファシリテーター:がんプロ担当講師数名
コメンテーター:島根大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 上田 幸奈 氏

遺伝・ゲノム医療におけるELSIについて理解するとともに、ライフステージと個別性を重視した遺伝医療について学びました。また、成人および小児・AYA世代の症例検討を通して、それぞれの課題と個々のニーズに合った支援について考え話し合いました。
「明日から活かせる遺伝・ゲノム医療の実践~個々のニーズに適した支援を考える~」

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「私は(家族は)何でがんになったんですか?」の心理について考える~コミュニケーションと意思(志)決定支援~


日時
令和6年2月10日(土)13:00~16:00
場所
島根大学医学部附属病院 ゼブラ棟だんだん ※講演のみZoomによる同時配信あり
参加者
69名
内容
講演①「遺伝性腫瘍とは?」 
島根大学医学部附属病院 看護師・認定遺伝カウンセラー 荒木もも子 氏
講演②「私は(家族は)何でがんになったんですか?」の心理について考える
島根大学医学部 精神医学講座 教授 稲垣 正俊 先生
ロールプレイング 
説明及び症例紹介:島根大学医学部附属病院 認定がん専門相談員 今岡 佐織 氏
ファシリテーター:姫路赤十字病院 看護師長・認定がん専門相談員 井上 豊子 氏
         がんプロ担当講師数名

がん患者さんの心理的苦痛を理解し、対応方法とコミュニケーション(声掛け)、意思決定支援について学びました。また、架空事例をもとに医療者役・相談者役・観察者役でロールプレイングを行い、当事者の心理と医療者としての役割を理解し、実践で活かせる意思決定支援のコミュニケーションスキルについて学びました。

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「当事者さんと一緒に考え・つくる ぬくもりのある遺伝性腫瘍の医療体制」


日時
令和6年1月21日(日)13:00~16:00
場所
島根大学医学部附属病院 ゼブラ棟だんだん ※第1部のみZoomによる同時配信あり
参加者
20名
内容
第1部 講演「医療者に望むこと」
家族性大腸ポリポーシス患者と家族の会 ハーモニー・ライン代表 土井 悟 氏
ワークショップ「各施設の遺伝性腫瘍医療体制強化のためにできること」
ファシリテーター:がんプロ担当講師数名
第2部「遺伝性腫瘍 症例発表会」

講演やワークショップを行い、当事者の方の体験や思い・ニーズを反映した遺伝性腫瘍の医療体制づくりについて考え、各施設において実践できる取り組みを話し合いました。また、症例検討を行うことで参加者それぞれの課題を見出し、ぬくもりのある遺伝性腫瘍の医療体制づくりについて考え、解決策を話し合いました。
「当事者さんと一緒に考え・つくる ぬくもりのある遺伝性腫瘍の医療体制」

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Gene Awareness Week大作戦「遺伝医療を知り、がん死を減らす!!」シンポジウム


日時
令和5年11月11日(土)14:00~16:00
場所
島根大学医学部附属病院 ゼブラ棟だんだん ※Zoomによる同時配信あり
参加者
100名
内容
講演①「遺伝を知ることでがんを予防する」~地域医療・家庭医療としてのがん予防in島根~
岡山大学学術研究院医歯薬学域 臨床遺伝子医療学分野
教授・臨床遺伝専門医 平沢 晃 先生
講演②「島根県における遺伝性腫瘍患者さんへの関わり」~心理社会的支援の必要性~
松江市立病院ゲノム診療部 看護師長・認定遺伝カウンセラー 竹下 美保 氏
講演③「島根に生きる人に継承されるものとは」
島根県出身 映画監督 錦織 良成 氏

がん患者さんの1割は遺伝性腫瘍(生まれつきがんになりやすい体質)と言われているなかで、遺伝医療の専門家と、島根をよく知る錦織監督とのシンポジウムを開催し、遺伝性腫瘍・遺伝医療を知るとともに、がんでお亡くなりになる方を減らすため、安心して遺伝医療を受けることができるようにするためには、何をすべきか、考えておくべきか話し合いました。
Gene Awareness Week大作戦「遺伝医療を知り、がん死を減らす!!」シンポジウム

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遺伝医療の世界へようこそ~症例を通して一緒に考える~


日時
令和5年11月11日(土)10:30~12:00
場所
島根大学医学部附属病院 ゼブラ棟だんだん ※Zoomによる同時配信あり
参加者
50名
内容
  • 近年の山陰地方における遺伝医療の動向
  • 遺伝医療に携わる医療者のやりがい・エピソード発表会
    臨床遺伝専門医、看護師・認定遺伝カウンセラー、がん専門相談員
  • ジレンマセッションの紹介~倫理的問題や対応が困難な症例を通し学びを深める~
  • 症例①周産期関連、症例②腫瘍関連

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