医療の進歩により、がん患者さんの約1割が、生まれつきがんに罹りやすい遺伝的な特徴を持っていることがわかってきました(遺伝性腫瘍症候群)。しかし、遺伝子情報を事前に知ることで予防できるがんがあることは、まだあまり広く知られていません。
遺伝とがんについての正しい知識を知っていただき、遺伝情報を把握することで、自分や周りの大切な人々の健康を考え、がん予防につなげていただきたいという思いで、この度島根大学医学部附属病院と松江市立病院の認定遺伝カウンセラーが協力し、啓発パンフレットを作成されました。
作成にあたっては、島根スサノオマジックの津山尚大(つやましょうた)選手にも協力いただきました。パンフレットおよびポスターは、県内の病院や公共機関などに掲示・配布されています。
◆本件の連絡先
島根大学医学部附属病院 臨床遺伝・ゲノム医療センター(担当:荒木)
TEL:0853-88-3053

■パンフレット